arabinのブログ

51歳で障害年金を貰いながら、障害者枠の仕事で働いています。中学生の頃から人に見られている気がする、噂されている気がして苦しくなり、以来人を避けて生活してきました。高校も中退、仕事の転職も数知れず、能力なし学歴なしの51歳中年オヤジです。今までは何とかこの症状を無くそうとしていましたが、どうやらこの症状は無くならないみたいです。こんな自分のままで楽に生きていくしかありません。

弟は私の希望の星だった

私の47歳になる弟は現在、働いていません。

国民年金や携帯電話料金、生命保険料などは親に払ってもらっています。せめてそれぐらいは働いて自分で払おうよと、何度も言ったのですが、「わかりました。働きます」とは言うものの、全然働く素振りを見せません。

そんな弟に私は強い怒りを感じていました。「働けよ!!」と。

私自身、そんな怒りを持っていることが居心地悪かったので、なんでそんなに怒りを感じるのだろう?と、自分の心を見つめてみました。弟に働くことを促すにしても、怒らなくてもいいわけですから、怒るだけの理由があるはずです。

しばらく見つめていると「弟は私の希望の星だ」という思いがあることに気付きました。

そう。私の人生は若い頃から人に怖さを感じてレールから外れた人生だったので、当時、教師を目指していた大学生だった弟が、私にとって唯一の希望だったのです。「私はこんな人生になってしまったが、せめてお前だけは立派な人生を歩んでくれ」と。

あった、あった!!そんな気持ちを持っていたわ!!と気付いたら、怒りも綺麗に無くなりました。

また怒りが出て来たら、何か違う考えを持っているに違いありません。その時はまた、自分の気持ちを真摯に見つめてみたいと思います。