arabinのブログ

51歳で障害年金を貰いながら、障害者枠の仕事で働いています。中学生の頃から人に見られている気がする、噂されている気がして苦しくなり、以来人を避けて生活してきました。高校も中退、仕事の転職も数知れず、能力なし学歴なしの51歳中年オヤジです。今までは何とかこの症状を無くそうとしていましたが、どうやらこの症状は無くならないみたいです。こんな自分のままで楽に生きていくしかありません。

自分の考えがない悩みとは

昨夜、友人から「自分は自分の考えがない」ということを打ち明けられました。

友人もまた広汎性発達障害と診断されたので、その結果なのかもしれません。

それにしても、どうして自分の考えがないことが気になるのでしょう?

別の友人にそのことを話したら、こんな質問をされました。

「もし、ベーシックインカムが実現して働いても働かなくても毎月13万円必ず入ってくる社会だったとしたら、それでも自分の考えがないことが気になる?」

 

 

確かに毎月必ず13万円入ってくる社会が実現していたら、自分の考えがあろうとなかろうと気にならないような気がします。

 

 

友人は言いました。

「自分の考えがなければいけないという思いは、しっかりしないと安心して生きていけないと子供の頃に言われた言葉を信じているからじゃないかな?

そもそも安心して生きていけないという思いは、無条件に生きていける社会が実現していないから生まれている思いだよ

だから、自分の考えがないことが気になるのは、今の時代が作り出している不安があるからだよ」

 

 

自分の気持ちを省みたとき、確かにそれを感じます。

働いていようと働いていまいと無条件に生活費が支給される社会であったなら、しっかりしないと生きていけないという不安も抱かないでしょう。

当然、そこから派生している自分の考えがなければいけないという二次不安も抱きません。

 

 

無条件に生活費が支給されるベーシックインカムが実現するだけで、随分救われる人が多いはずです。

早くベーシックインカムが実現するといいなあと思った出来事でした。